Webサイトの運営上で必要なサービスやツールを活用する
今やWebサイトを公開し運営していく為には、外部ツールの活用は必須となりました。
我々ウェブ業界では、当たり前に行っている事ですが、これらを知らないクライアントや
管理者が多く、Google Analyticsの画面を見せて、「こんな凄いツールがあったんですね!」
等というやり取りをしていると、改めて知らない人が多いんだな、と気付かされます。
今回は、ウェブサイトの運営で今や必ず必要と言っても過言ではない、外部サービスやツールを掲載したいと思います。
Google Analytics(アクセス解析)
Google アナリティクス公式サイト - ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス
先ずは、これがないと話にならない!という程定着したのが、Google Analyticsです。
テーブルレイアウトが懐かしい15年程前までは、cgi等のスクリプトをビーコンで仕込んで、
アクセス数を計測していました。本当にアクセス数だけが計測できるような
シンプルなプログラムです。今ではGoogle Analytics(アナリティクス)が主流です。
ソースにJavaScriptを記述するだけで、アクセス数、OS、デバイス、画面解像度、属性、
サイト内での行動、参照元、キーワード等、ありとあらゆる細かい情報を蓄積、データ化し、
グラフ等のビジュアルで確認する事が出来ます。
Google Search Console(旧ウェブマスターツール)
ウェブサイトの状態や問題点、クローラー(ロボット)の巡回状況など、Google検索から見た
ウェブサイトの様々な情報を表示、アドバイスしてくれます。Fetch as Googleを使用すれば、
サイトが更新された場合に、強制的にクローラーに巡回させる事が可能です。
また、Analyticsで拾いきれなかった検索トラフィックを確認したり、サイトマップを登録したり、
SEO上、重要な機能もありますので、Analyticsと同時に、登録する様にしましょう。
Google Adwords及びYahoo!プロモーション広告
検索サイト広告を設定し、広告を表示させる事も、サイトへの流入を増やす事で大切な
施策の一つとなります。予算があれば、SEOが弱く、検索エンジンにIndexされない期間や、
キャンペーン等の告知に、検索サイト広告等で流入を増やすのも手です。
Google モバイルフレンドリーテスト
ウェブサイトが、スマートフォン等のモバイル端末の表示に対応しているか?テストを行い、
改善点を指摘してくれるツールです。モバイルファーストの時代、レスポンシブ化は、
SEOにも影響する重要な施策ですので、対策を行っておきましょう。
Google Page Speed Insights
Googleが無償で提供する、ウェブサイトの表示速度を検証するツールです。
ウェブサイトの表示の速さは、サーバーのレスポンス、キャッシュ、コードの記述方法、
画像等の埋め込み要素の最適化等、複数の要素で決まってきます。これらの要素が、
サイトの読み込み速度にどの様に影響しているか?点数で評価してくれるのが、このツールです。
100点を取るのは難しいですが、70点以上を目標に、サイトを調整しましょう。勿論、
ウェブサイトの表示速度は、SEOにも影響してきます。
ソーシャルボタン
今や、ウェブで最も需要な位置づけになったソーシャルメディアへの対応も大切です。
基本には、Twitterのウィジェットを表示したり、複数のシェアボタンを各ページに
配置するといった対策が主です。ソーシャルメディアとサイトの連動性を高めましょう。
ウェブサイトは、作る事、公開する事よりも、運営が最も重要な作業です。
ウェブサイトが運営フェーズに入ったら、再度確認してみましょう!