ウェブ解析士・テクニカルディレクター深沢のITブログ

WACA認定ウェブ解析士です。テクニカルディレクターとしてWebサイトの新規・改善・技術提案を行ってます。技術も解析も兼ね備えた提案力が私のウリです。

Google Adwordsの予算と表示を最適に調整する

Google Adwordsの広告を最適化する

Google Adwordsで広告を表示する場合、多くはキーワードに対する入札金額を
「自動設定」にしている場合が多くあります。自動設定は、沢山あるキーワード
の予算を自動で調整してくれる為、手間が掛からず便利です。

しかし、単価を自動入札に設定しておいたら、気が付いたら1日の予算を全て
消化していた!という事も少なくありません。履歴を良く見てみると、1クリック
辺りの金額が思っていた金額より高かった、という事に気が付きます。

便利で確実な自動入札ですが、その金額が本当に適正なのかどうかは、キーワードや広告の内容によっても異なってきます。

 

最初のページに広告が表示されない!落とし穴「First Page Bid」

注意しなければならないのが、キーワードに対する上限金額が低すぎれば、
「First Page Bid」を下回る可能性があります。このFirst Page Bidは、検索結果
の最初のページに広告を表示する為の最低金額で、キーワードに対する上限金額が
このFirst Page Bidの金額を下回った場合、検索結果に広告が表示されない可能性が
あります。First Page Bidの見積額を下回った金額を設定した場合、直ぐに警告が
予算設定の枠の下に表示されますので、見積額に修正する事で、この問題を回避
できます。

最初のページに広告が表示されるようにする

 

First Page Bidの入札額の変動に注意する

暫く運用を続けていると、設定した入札額が、First Page Bidの金額を下回っている
場合があります。毎日確認する必要はないかもしれませんが、日々運営の中で確認し、
異常がないか?きちんと広告が表示されているか?平均掲載順位は何番目か?
確認するようにすると良いでしょう。

 

キーワードの設定方法「キーワード マッチタイプ」

キーワードの設定方法は、通常文字列で入れているかと思います。例えば
新製品の様な、名称が一般的に認知されておらず、検索エンジン上で殆ど
検索された事が無いフレーズだった場合、「検索ボリュームが少なすぎます」
と警告が表示されます。この場合には、「完全一致」もしくは「フレーズ一致」
が使用出来る「キーワード マッチタイプ」を使用します。

例えば「ウェブ解析士」という言葉で設定した時に検索ボリュームが少ない
という警告が表示された場合、キーワードにマッチタイプを使用します。
記述方法は[ウェブ解析士]と記述すれば、完全一致になります。フレーズ一致
を使用する場合は"ウェブ解析士"と記述します。+ウェブ +解析 等と記述すれば
部分一致も使用できますが、部分一致を使用すると、「ウェブ」や「解析」と
いった単語単位で広告が表示されてしまう為、注意が必要です。

キーワードのマッチタイプについて - AdWords ヘルプ

 

ウェブ解析士は、検索エンジン広告に対するキーワードや予算を最適化する事で、
広告コストに対するパフォーマンスを最大限に引き出し、同じ予算内でより多くの
コンバージョンを得る工夫や努力を行う必要があります。

 

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